第38回鳥人間コンテスト、初出場まとめ

【2016年8月31日】 鳥人間同好会 近況報告
 鳥人間同好会の代表の井上と申します。
先月、大学の方で優秀部活動奨励金と言う、部活動、サークル活動や学外の大会等への出場や受賞などで優れた業績を挙げた部活動の応募者の中から審査の後に奨励金を寄付するというものに私たち鳥人間同好会は応募しました。
 その後、大学の方から審査が通ったとの連絡を受け、優秀部活動に選ばれたことを連絡いたします。
 また、現在の活動としては来年の出場に向けて1年生への機体製作技術の教育と去年の製作方法の改良を今年使用した桁を使って来年度の設計図等が完成するまで活動をしています。
兵庫県立大学鳥人間同好会 代表 井上直樹
*【事務局】鳥人間同好会の近況を報告していただきありがとうございます。
活動が大学に評価されて、優秀部活動奨励金がいただける由。おめでとうございます。活動開始から、初めて鳥人間コンテストに出場して県大の名前を全国に届けたことが評価されたのかなと思います。
 ぜひ、来年度は、鳥人間コンテストに出場し滑空の実績で、また表彰されるよう頑張って下さい。工学部同窓会である姫路工業倶楽部も期待しています。
【本日8/31 19時からTV放送】
  本日、8月31日19時から、2016年度鳥人間コンテストの模様が読売TV/日本TV系全国ネットで放送されるようです。昨年、兵庫県立大学 鳥人間同好会が初出場した滑空機部門には、大阪産業大学 鳥人間プロジェクト がエントリーしています。
鳥人間コンテスト2016ホームページ
【2015年10月30日】 今後に向けて
新しく、鳥人間同好会代表に就任した河野 拓真さんから、今後の予定について報告書をいただきましたので一部、抜粋して紹介します。
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鳥人間同好会にご支援頂いた姫路工業倶楽部の皆様
 鳥人間同好会代表  河野拓真(工学部機械システム工学科2回生)です。
 このたびは鳥人間同好会が、鳥人間コンテストに出場できるように、ご寄附並びに応援メッセージを頂きましてありがとうございました。大会に出場するまで多くの困難がありましたが無事に出場することができました。
 結果については14.62m(飛行時間約2秒)という結果となってしまい、良い結果とは言いがたいものとなってしまいました。今回の鳥人間コンテスト滑空機部門に出場したチーム19チームのうち17位の結果です。また、優勝したチームは、373.75mを飛行しています。
 今大会での反省点を改善するために、今年度は研究や試作を繰り返し行う予定です。課題としてはコックピット部分の大幅な軽量化、カウル(コックピットを覆い抵抗を減らすもの)製作、製作精度向上のための製法開発、飛行中の翼のねじれを防ぐためのフランジ製作、翼接合のためのかんざし(接合部の桁径を調整し、嵌め合い加工する部分)製作などの他にカーボンを加工するもの、パイロットの育成(減量、ハンググライダーによる機体操作練習等)などです。
 これらを行いながら来年度大会を目指すことは、時間的にも金銭的にも困難であると判断したため、2017年度(第40回)の大会を目指す予定となっています。
 これからも鳥人間同好会をよろしくお願いいたします。
【2015年9月7日】 TV放映と最終順位
 TVには写りましたが、まばたきすると終了するという短さでした。残念ながら、揚力を発生できず、飛び出して、そのまま琵琶湖に突入となったようです。
飛行距離は、14.62mで19チーム中17位でした(1チーム失格)。
詳細結果は鳥人間コンテストHPに掲載されています。
 なお、鳥人間同好会代表 中尾さんが、ご支援頂いた皆様へのお礼報告の中で、考えられる要因として記載していたのは
・第一に、実際の機体の重量が設計重量を大幅に上回っていたことが考えられます。これにより機体の重心位置が設計より前方に移動しています。総重量が増えてしまった要因は、大会前日の機体チェックに合格するためにはパイロットが怪我をしないような構造にしなければならないため、大会一週間前にコックピット部分が大幅に変更されてしまったことや、緩衝材を大量に使用しなければ機体チェックに合格できなかったためその分、直前で機体の重量が増加してしまったことが原因だと考えられます。
・第二に、プラットホームから飛び出すときの正対風が弱かったという要因が考えられます。これにより、機体を引き起こすには不十分な風であったと考えられます。
・第三に、翼に捩れが生じていたため翼面積が足りておらず、十分な揚力が得られなかったと考えられます。
この三つの課題解決が来年以降に向けた大きな目標です。
 自分たちのチームとしては、琵琶湖に行き、たくさんの方々に支えられながら出場できた鳥人間コンテストはチームとして多くのものを得ることができたと感じています。
【2015年8月31日】 支援活動まとめ
 鳥人間同好会活動費のご支援を頂きました皆様からの最終的な寄附金は、22万8千円となり、経費を除いた、22万2160円を8月19日に鳥人間同好会代表 中尾さんにお渡ししました。これは、姫路工業倶楽部が過去に実施した支援の数倍以上となる大金でした。
 なお、大会に臨んでは、ご支援を頂きました皆様の熱い応援メッセージ(クリック)を中尾さんに伝え、その思いを胸に飛んでいただきました。いよいよ、そのTV放映が近づきました。ご支援頂いたお一人から、番組情報をいただきましたのでお知らせします。(事務局:兵庫県立大学が写ります様に)
近畿圏:Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2015
    9月2日 19:00 ~ 20:54 (114分)、よみうりテレビ(Ch.10)
iEPG 対応 TV をお使いの方は、下記ページより予約が可能です。
近畿圏

首都圏

そのほかの地域の方は、下記ページにて地域・日時を選択してご利用ください。

【2015年7月27日】 フライトの様子(写真をクリックすると拡大します)
・7月25日11時30分 全長23mの機体とともにいざ出陣!
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・応援は他のチームに比べて少なめでした
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・いざ、滑空へ!
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・兵庫県立大学「wishbirds」飛ぶ!!!
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*お疲れ様でした。飛距離、並びに鳥人間同好会の活動秘話は、ぜひ、TV放送、9/2(水)夜7:00~でご確認下さい。
【2015年7月24日】 今後の予定
・7/23(木) 19時、琵琶湖東岸 滋賀県彦根市松原水泳場に向け搬出
・7/24(金) 機体再組み立て、最終確認
・7/25(土) 10:00頃、滑空機部門、競技スタート
        兵庫県立大学「wishbirds」は19チーム中6番目のフライト
        *兵庫県立大学「wishbirds」は唯一の初出場チーム!
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        *TV放送は、9/2(水)夜7:00~
【2015年7月13日】 ユニフォーム決定
 鳥人間コンテストで着用するユニフォーム(Tシャツ)のデザインが決まったそうです。表は兵庫県立大学の学章、裏は彼らの機体のイラストです。父兄の方々だけでなく、応援する学生や先輩の皆様も同じユニフォームを着て、心を一つにして応援したいものです。
鳥人間同好会Tシャツデザイン.jpg
DSCN9842A.jpgDSCN9841A.jpg
【2015年6月30日】 機体製作の様子
 鳥人間同好会から、メルマガ等に使って頂ければ幸いですとして、機体製作の作業場及び作業中の写真をいただきました。完成度は50%程度とのこと。
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【2015年6月5日】 「第38回鳥人間コンテスト」滑空部門出場
 兵庫県立大学文化会西支部に所属する鳥人間同好会(工学部、理学部、環境人間学部の学生が参加)が、2倍の書類選考を潜り抜け、2015年7月25日-26日に実施される「第38回鳥人間コンテスト」の滑空部門に出場します。(写真は、読売TVより授与された「登録番号通知書」)
登録番号通知書.jpg 現在、姫路工学キャンパスの付属図書館1階倉庫?で機体の製作に遅くまで取り組んでいます。機体の名前は晴翔200(harutobinihyaku)。200mの定常滑空を目指し、同好会を立ち上げたパイロットと設計責任者の名前から取った1文字を組み合わせてネーミングしたようです。活動して、まだ3年目の若い集団で、今般の初出場に伴う遠征費や運搬費などの資金集めに苦労しています。


 「一緒に大学生活を、空を飛ぶという人類の夢の挑戦で充実させてみませんか?」という彼らの熱い思いに会員の皆様で協力できたらと思う今日この頃です。(事務局 前田)

第38回鳥人間コンテスト、初出場まとめ” に対して7件のコメントがあります。

  1. M37卒、新野幸彦 より:

    今まで、他校の飛行機のみを見てきましたが、今回から姫工大製の飛行機が見られるのは、全く嬉しい限りです。
    当校には,航空工学科は無いですが工学科の全能力でがんばってください。
    新野

  2. 当日楽しみに待ってます。

  3. 森 和生<41年機械卒> より:

    初出場おめでとうございます。
    コンテストですから結果は上位の方が宜しいのでしょうが、ベストを尽くして悔いのないフライトを目指して下さい。
    遠く横浜から応援しています。
    9月2日のTV放送も期待しております。

  4. 雨宮国隆(37応用科学卒) より:

    9/2のTVはVTRまで撮って見ました。がほんの一瞬で終わったように思います、飛んだのか、落下したのか微妙な状態でした。また来年がんばって下さい。

  5. S41神田晋治 より:

    テレビ放映を見ましたが、県立大学は映ったのですか?
    私が見落としたのかもしれません。
    面倒ですが成績結果をUPして、県立大学が出た部分をyoutubeにUPしていただければ幸いです。

  6. 私がリコー株式会社の映像研究部の部長をしていた時に部員全員で余暇を利用して鳥人間コンテストの滑降部門に出場優勝した経験があります。飛行機を作るには基本的な設計要素があり
    それを知らずにやると目の前に落下するのが
    通常です。どのようにに設計するかについて
    希望があれば解説いたしますので次回の設計に際して基本的設計が無いと同じ事を繰り返します。きょうりょくしますので担当者の連絡をお待ちしています。

  7. 44M 佐々博政 より:

    2017鳥人間コンテスト 2回目の出場ですね
    大会当日応援に行きたいと思っていますが
    フライトの時間がわかりません
     また2日に渡って開催と聞いてますが 詳しいこと
    姫路工業倶楽部のHPに近況も含めて 掲載をお願いします

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