応用化学専攻松尾研究室の論文がAdvances in EngineeringのFeatured Paperに選ばれました

応用化学専攻の稲本純一助教、松尾吉晃教授らの研究論文” Factors Affecting the Electrochemical Behaviors of Graphene-Like Graphite as a Positive Electrode of a Dual-Ion Battery”がカナダのリサーチ会社 Advances in Engineering(AIE)社にFeatured Paperとして掲載されました。 本論文ではリチウムイオン電池に代わる環境に優しい二次電池として期待されるデュアルカーボン電池の正極材料として、グラフェンライクグラファイトという炭素材料を提案し、lithium bis(fluorosulfonyl)amide (LiFSA)を電解質として用いることでリチウムイオン電池の正極材料に迫る150 mAh/gもの容量を実現できることを示しました。これにより、従来のデュアルカーボン電池の欠点であった低容量の問題を解決可能であり、その実用化に向けた研究が大きく加速されると期待されます。

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