女性ライダーの記事紹介

=材料工学コース4回生の中山愛理さんが兵庫県立大学工学部学生特別表彰を受賞=
 令和2年3月24日に材料工学コース4回生の中山愛理さんが兵庫県立大学工学部学生特別表彰を受賞しました。 中山さんは学業に加え、課外活動(モータースポーツ)において、2018年9月に行われた全日本ロードレース選手権(J-GP3)で女性初のポールポジションを獲得、2019年年間シリーズランキング5位獲得など、数多くの優秀な成績を修めました。これらの戦績は、兵庫県立大学工学部の認知を全国的に高めました。また、学業との両立を達成したことは、本人と本学工学部において誇るべきことす。以上が受賞の理由です。
=2月20日=
 本学工学部機械・材料工学科の中山愛理さんの記事が日本経済新聞に掲載されておりましたので紹介します。
 中山さんはオートバイの全日本ロードレース選手権J-GP3クラス(排気量250CC単気筒エンジン)のレーサーだったのです(今春卒業し、バイクの開発に携わるとのこと)。
 全日本を転戦し、2018年の第8戦(9/29~9/30 岡山国際サーキット(岡山県))では、中山愛理選手が初ポールポジションとなり、これは女性ライダートしては31年振りとなる快挙とのこと。
 また、2019年の第1戦(4/6~4/7 ツインリンクもてぎ(栃木県))では、予選、決勝とも2位となり表彰台に立たれています。
もてぎ2位.jpgレース写真.jpg
   トロフィーを手に               コーナーを攻める
【補足】
 全日本ロードレース選手権とは、アスファルト上のクローズドサーキットでの速さを競う大会の全日本大会です。
 バイクレースには土の上を走るものなど、他にもさまざまな種類があります。
 その中でもロードレースは男女や年齢の制限がなく、排気量でクラス分けがされています。
 全日本ロードレースの中には4つの排気量のクラスがあります。
  ・JSB1000クラス(1000㏄)
・J-GP2クラス(600㏄(改造あり)
・ST600クラス(600㏄(市販状態)
・J-GP3クラス(250㏄(レーサータイプ/公道不可)
 J-GP3クラスで主に用いられる車両はNSF250R/HONDAの車両でサーキットでレースをするためだけに開発された車両となりますので、公道での走行ができません。
 市販車の250㏄の最大スピードは170~180 km/h となりますが、サーキットにより最高速は変化りますが最大220 km/h のスピードが出ます。
また、タイヤも公道で走行する溝付きタイヤではなく、サーキットのみで用いることができるスリックタイヤ(溝なしタイヤ)を用いてレースをしています。

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