9/24、大学シンポジウムが開催されました

 大学シンポジウムは、兵庫県立大学のすべての知的資源を地域社会・産業界のイノベーションに役立てて頂く活動の一環として、毎年姫路地区と神戸地区で交互に開催されます。姫路工業倶楽部も協賛しています。今回は、平成25年9月24日(火)、神戸市産業振興センターで開催されました。300名以上の来場がありました。
 今年のテーマは、「経済再生に向けた産学公連携の新たな取り組み!!」です。日本の置かれた厳しい経済情勢からの脱却のため、新たな産学公連携の取り組みにより、「元気な日本経済」を目指そうとするものです。
 太田産学連携機構長の挨拶後、一般講演8件、ポスター発表120件が実施されました。
特別講演は、株式会社 日経BP 取締役 田中信行様(旧商大卒)から、「新興経済圏に向かう日本企業と産学公連携」という演題で、ビールの売上と経済発展は比例する、大学の発信力が大事である「全国大学地域貢献度ランキング」で兵庫県立大学は55位などの話も交えながら、講演が行われました。
工学研究科:奥田孝一先生による「超精密・微細切削加工技術」についての一般講演
P1010147.JPG・加工寸法と加工能率の関係
・表面粗さ(>30nm)
・全体寸法に対する要求精度の比は10の5乗。本当に難しいのは10の6乗。
などのお話がありました。

P1010145.JPG ポスタ発表(120件)の様子。うち、42件は、企業紹介なども入った紹介ポスターです。