総会後の特別講演について

 第34期通常総会終了後、12時20分より、同じA101大講義室で、東京理科大学 特命教授 篠塚 保様による特別講演が行われました。篠塚様は、外務省に入省されて、外交官として、オーストリア、ドイツ、パキスタン、デトロイト、バングラデシュなどで大使などを歴任されました。
 演題は、「外交の現場で起きていること-その建前と本音-」です。ご講演は、
1)国際社会の特徴 2)現実主義(リアリズム)と国際協調主義(リベラリズム) 
3)外交は国力の関数 4)国連の実態 5)国際法の限界 
6)パブリック・デイプロマシー(*) 7)東アジアの国際関係と日本
8)まとめ(現下の国際情勢、日本の対応)
の各項目で行われました。
*:伝統的な政府対政府の外交とは異なり、広報や文化交流を通じて、民間とも連携しながら、外国の国民や世論に直接働きかける外交活動のこと
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