M30同期会、白亜の姫路城を満開の桜越しに楽しむ

 卒業60年を記念して「健康で元気に生きよう」との同期会を予定通り4月3日に実施しました。
 M30同期会は2年毎に開催しており、一昨年の前回は八十路を祝って灘の日本盛煉瓦館「花さかり」で実施しましたが、今年は卒業60年、いわば還暦ですので、良くここまで生きることができたと感謝すると共に、建て替え前の母校、姫路工学キャンパスを訪ねて、将来を夢見て勉学に励んだ伊伝居時代からすっかり近代化した校舎を内田先生自らのご案内で見学させて頂き感無量でした。
中村さん部室.jpg中村さん門標.jpg
後列左から中村、福永、福本、内田先生
前列左から三木、別納、上村
 その後、雨に煙る中、大修理なった白亜の姫路城を満開の桜越しに楽しんだあと、待望の懇親会を「灘菊 西蔵」で行いました。
中村さん姫路城.jpg中村さん西蔵.jpg
 卒業時38人いた仲間も83歳と平均寿命を超え、既に15人が鬼籍に入り、13人が病に伏せって、元気な方は10人となり淋しいかぎりです。それでも矍鑠とした6人がはせ参じ、亡くなった仲間の冥福を祈ると共に出席できなかった人たちの無念を思いながら、参加できた幸せを噛みしめ、酒と料理に舌づつみを打ち、昔話に興じ、歌あり詩吟ありで老いを忘れた一時を楽しみ、2年後も元気で集まろうと誓って散会しました。 福本 良一(筆者)
 最後に別納氏が一句
  「わが友達(とも)は 八十歳(やそじ)超えたる達者もの
   花の白鷺城(はくろ)で 青春を回想(おもう)」